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税理士変更を検討するあなたへ ~後悔しないためのポイントと私たちの想い~

こんにちは。いつもありがとうございます。税理士の玉造です。

本日は「税理士の変更」について、私自身の考えも交えながら、少しお話しさせていただきます。

税理士は、会社の成長や安定経営を支える重要なパートナーです。

だからこそ、「本当に信頼できる相手に依頼したい」「今のままでいいのか不安を感じている」という気持ちは、とても自然なものだと思います。

今回は、税理士を変更したくなる理由や、実際に変更する際のポイントについて、整理してお伝えします。

税理士を変更したいと思うときとは?

お客様から伺う「変更を考えたきっかけ」で多いのは、次のようなものです。

  • 質問への回答が遅い、または曖昧で不安になる

  • 担当者が頻繁に変わり、情報の引き継ぎも不十分

  • 節税提案や資金繰りアドバイスなど、プラスαの提案がない

  • 年に一度の申告業務だけで、普段のフォローがほとんどない

  • 経営の規模や方針が変わったが、サポート内容が追いついていない

特に最近では、単なる「記帳代行」だけでなく、経営全体を見据えたアドバイスを求めるお客様が増えています。

時代と共に求められるサービスも変わってきているのを、私も日々実感しています。

変更前に、まずは現在の税理士と話し合いを

それでも私は、「すぐに変更を決断する前に、まずは現在の税理士と一度しっかり話してみてください」とお伝えしています。

税理士も人間ですので、お互いにコミュニケーションが不足しているだけで、思い違いや誤解が生じている場合もあります。

現状の不満や要望を率直に伝えることで、改善に向かうケースも少なくありません。

長年付き合ってきた税理士であればなおさら、関係修復に努める価値はあると思います。

仮に改善が見込めなかった場合でも、しっかり話し合った上で変更を決めれば、後悔は少なくなるでしょう。

税理士を変更する際の注意点

変更を決意された場合、次のポイントに注意してください。

1. タイミングを見極める

できれば、決算期や申告直前は避けるのが理想です。

途中での変更は、申告ミスや引継ぎ漏れのリスクが高まるため、比較的業務が落ち着いている時期を選びましょう。

2. 必要な資料を確実に受け取る

過去の申告書、会計データ、顧問契約書、各種届出書、電子申告に必要な利用者識別番号と暗証番号など、引継ぎに必要な資料をきちんと受け取ることが重要です。

「データは全部クラウド管理だから大丈夫」と思っていても、意外に抜け漏れがある場合もあるので要注意です。

3. 新しい税理士と十分な事前打ち合わせを

税理士ごとに得意分野やサービススタイルは違います。

料金体系、対応スピード、アドバイスの範囲など、「ここまでお願いしたい」「ここは自分たちでやる」といった期待値を事前にすり合わせておくことが、トラブルを防ぐカギとなります。

私たちが大切にしていること

私たちの税理士法人では、

  • 必ず税理士有資格者が最終チェックを行うこと

  • お客様との密なコミュニケーションを最優先すること

を大切にしています。

たとえば、月次報告書一つをとっても、単に数字をお渡しするだけでなく、「なぜこの結果になったのか」「次に打つべき手は何か」を一緒に考えるスタイルを取っています。

また、担当者任せにせず、所長である私自身が重要な場面では必ず関与します。

税務・会計はもちろん、経営計画、資金繰り、事業承継など幅広い分野で、「お客様に寄り添う」ことを信条としています。

最後に

税理士を変更するのは、決して簡単な決断ではありません。

ですが、「なんとなく不安」「もっとよい関係を築きたい」という思いがあるなら、一歩踏み出してみる価値は十分にあります。

もし、今の税理士に少しでも疑問や不安を感じているなら、まずはお気軽にご相談ください。

初回のご相談では、無理にご契約をおすすめすることはありません。

「現状を一緒に整理する」という気持ちで、ぜひお話しを聞かせていただければと思っています。

あなたのビジネスが、もっと安心して成長できるよう、全力でサポートいたします!!

星野会計事務所
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