たまちゃんブログ
2013年8月 2日 金曜日
認定賞与について
蒸し暑い日が続きますが、夏の楽しみの一つがボーナスでは、ないでしょうか
一般的なボーナス(賞与)の他に、税務上には、『認定賞与』と呼ばれる賞与があります
認定賞与とは文字通り、賞与のつもりで支払った訳ではないのに、その支払の性格から実質的に賞与であると認められてしまう賞与の事です
どういう事って人のために具体例を挙げてみましょう
ある会社の社長が、会社の経費で自分のスーツを21万円(消費税込み)で新調したとします
ところが後日、税務調査があり、社長のスーツ代金は、個人的な支出であるため社長に対する臨時的な給与(つまり賞与)であると指摘を受けました
これが、認定賞与です
それで、認定賞与がなんなのと思われるかもしれませんが、これが厄介なんです
別に、会社の経費の項目が賞与に変わっただけだから会社の所得計算には、影響ないじゃんと思われるかもしれません
でも、社長やその他の役員に対する賞与は、原則的に会社の経費(損金)とならないため21万円の所得が増えることになってしまいます。(法人税等)
また、賞与は消費税の課税対象外になるので、消費税の課税事業者に該当する場合には、21万円のうち消費税部分の1万円の仕入税額控除が認められなくなります。(消費税)
さらに、賞与に対する源泉所得税が課税されます。
この源泉所得税は、まず会社で納付しなければなりません。(源泉所得税)
このように、認定賞与となると法人税等・消費税・源泉所得税を修正申告により様々な税金を追加で納付しなければいけない状況になってしまいます
場合によっては、上記の税額に対する過少申告加算税及び延滞税も別途、課税されます
会社の経費とプライベートの費用とをきちんと区別して認定賞与の対象とならないように気をつけましょう
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一般的なボーナス(賞与)の他に、税務上には、『認定賞与』と呼ばれる賞与があります
認定賞与とは文字通り、賞与のつもりで支払った訳ではないのに、その支払の性格から実質的に賞与であると認められてしまう賞与の事です
どういう事って人のために具体例を挙げてみましょう
ある会社の社長が、会社の経費で自分のスーツを21万円(消費税込み)で新調したとします
ところが後日、税務調査があり、社長のスーツ代金は、個人的な支出であるため社長に対する臨時的な給与(つまり賞与)であると指摘を受けました
これが、認定賞与です
それで、認定賞与がなんなのと思われるかもしれませんが、これが厄介なんです
別に、会社の経費の項目が賞与に変わっただけだから会社の所得計算には、影響ないじゃんと思われるかもしれません
でも、社長やその他の役員に対する賞与は、原則的に会社の経費(損金)とならないため21万円の所得が増えることになってしまいます。(法人税等)
また、賞与は消費税の課税対象外になるので、消費税の課税事業者に該当する場合には、21万円のうち消費税部分の1万円の仕入税額控除が認められなくなります。(消費税)
さらに、賞与に対する源泉所得税が課税されます。
この源泉所得税は、まず会社で納付しなければなりません。(源泉所得税)
このように、認定賞与となると法人税等・消費税・源泉所得税を修正申告により様々な税金を追加で納付しなければいけない状況になってしまいます
場合によっては、上記の税額に対する過少申告加算税及び延滞税も別途、課税されます
会社の経費とプライベートの費用とをきちんと区別して認定賞与の対象とならないように気をつけましょう
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投稿者 たまちゃん